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週末にパサデェナ市で開かれた天文フェアに行ってきました。この市には火星探査機を作ったNASAの施設JPLがあり、天文観測にゆかりがある場所なんですね。仮設プラネタリウムや、路上で望遠鏡を使った太陽や星の観測、惑星探査に関するブースや、世界各地にある天文台などの紹介、更に火星や土星、多くの銀河などの美しい写真などが展示され、天文好きな子供や大人達が家族で訪れていました。
久し振りにこういったイベントに参加して、子供の頃に望遠鏡で星を見たことを思い出しました。小学校の頃に兄と一緒に見た土星の輪には感動しましたね。そういった科学的なこととして星を見ることと同時に、そのはるか彼方の星や星雲を想像することは神秘的でもあり、また夢がありますね。
また今年の夏に行ったセコイア国立森林公園でのキャンプ場で家族で見た夜空には、満天の星空と天の河がくっきりと見えました。また20年以上前ですが、私がアフリカのキリマンジャロ山の山小屋で見た夜空には、それこそ星の方がその間のスペースよりも多いのではないかと思える程の星の海が広がっていました。またオーストラリアでは北半球では見られない南半球の星座が広がっていました。
そういったことを思い出すにつれ、普段ついつい星を見ること、空を見上げることを忘れている自分に気が付きました。星を見ることに限らず、昼間に空を見上げ、青空や雲を見ることは、私達の想像力や夢、それに気持ちをおおらかにする意味でも、ぜひ子供と一緒に楽しんでみたいものですね。
それに空を見上げることは、ネガティブな感情や記憶を薄めて気持ちを落ち着かせ、自然とのつながりを感じ、ストレスやうつの軽減、さらに疲れ目や視力低下の予防にも効果があるそうです。
デジタルワールドに生きる私達は、ややもすると忙しい事に価値があるかの様に感じ、ゆっくりと空を見る機会がとても少なくなっていますので、ぜひ一日一回空を見上げ、青空、雲、星を見る習慣をつけてみましょう♪ とそんなことを今回は語っています(^^;)
ポッドキャスト中でも話している、雲をみることの薦めをTEDトークでプレゼンしているギャヴィンさんという人の話も楽しいですよ。⇒ 曇りの日こそ楽しもう