目の健康にはやっぱり・・・ニンジン！

子供の目の健康、気になりますね。
確かに最近、メガネを掛けている子供を
本当によく見かけるようになりました。

日本の文部科学省の学校保健統計調査に
よると、小学生の近視の数は６０年前の
約５倍！に増えているそうです。

ビデオゲームやＴＶ、パソコン等の
スクリーンを小さい頃から、長時間見つ
めているのが、大きな原因のひとつで
しょう。

合わせて外へ出て遊ぶことが減り、遠く
を見る機会が減った事などによる、目の
運動不足も大きな原因だそうです。

そういった普段の生活を改善することが
一番ですが、合わせて栄養の観点からも
目の健康をサポートする事も大切かも
知れません。

今日のトピックを参考に、栄養の豊富な
野菜（ニンジン）が、お子さんの健康を
どう助ける事が出きるか見てみましょう。

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子供に「好きな野菜は？」と聞いたら、
人参の名前が上がる事は、多分少ないかも
知れません。

しかしこのとても一般的な野菜は、目や
心臓、ガンなどの予防にたいへん効果的
なのです。

１カップのキャロットジュースは、豊富な
ベータカロチン、ビタミン、ミネラルを
含み、肌の健康や免疫機能の強化にも
役立つのです。

人参の赤い色素を作っている物質である
ベータカロチンは、心臓病やガン、また
白内障などの原因である活性酸素やフリ
ーラジカルと戦う、アンチオキシダント
（抗酸化物質）です。

ベータカロチンは体内で視覚の維持に
必要な栄養素、ビタミンAに変換されます。
それは薄暗い所での視力に必要なロドプ
シンと呼ばれる色素を助け、夜間の視力
の向上を手伝います。

人参には、目の網膜の中心（黄斑）の主要
な色素である、ルテインが多く含まれて
います。

太陽光線はこの敏感な組織にダメージを
与え、黄斑変性等の障害を起こす大きな
原因のひとつです。

人参に多く含まれるルテインは、天然の
日よけの役割をして、太陽光線からの
ダメージを防ぐ他、また白内障の予防に
も効果があると言われています。

更にルテインには、アテロール性動脈
硬化症を食い止める効果があると、
研究により報告されています。

１カップの人参は５０カロリー程度に
しか過ぎませんが、健康作りの強力な
味方であるベータカロチンを豊富に
供給する事が出来ます。

さらに人参には葉酸、ビタミンC、カリ
ウム、カルシウム、鉄、マグネシウム
等の栄養素も含まれています。

そしてガン予防のために重要とされ、
意外と見つけることが難しい栄養素で
あるセレンも、人参には一般的に
含まれています。

５４９人の卵巣ガン患者と５１６人
の健康な女性を対象に行われた研究に
おいて、ベータカロチンが豊富な食事
は、この病気のリスクを減らす効果
があると報告されています。

またテキサス大学において、１５５６人
の中年男性を対象に行われたリサーチ
では、ベータカロチンとビタミンCが
豊富な食生活を送っている人は、３７％
もガンによる死亡リスクが低いという
結果が出ています。

新鮮さや品質は、人参に含まれる栄養素
の量に影響します。あなたの食生活に
おいて、新鮮な人参を多く食べる事は、
豊富な栄養素の補給と伴に、健康の維持
に大きな役割を果たすでしょう！

資料：Energy Time, March 2002

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いかがでしょうか？ニンジンが健康に
良いことは知っていても、どのように
体に働くかは、意外と知らないものですね。

目の健康だけでなく、ガン予防にも効果が
あるとは驚きです！さらにこれからの季節、
太陽光線から目のダメージを防いでくれる
というのは、特に発育途中の子供の目には
大切かもしれません。

ただニンジンが苦手が子供も多いのも
事実です。私も子供の頃はあのにおいが
苦手でした。

ですから、すり下ろしてハンバーグやカレー
に入れるとか、なますの様に甘酢で匂いを
減らしたメニューを試してみるとか、匂いの
少なめなベビーキャロットをスナックにと、
工夫をしてみると良いかも知れませんね。

あらためてニンジンをはじめとして、
野菜や果物の持っている力、それに含まれる
ビタミンやミネラル等の必須栄養素の力を
見直してみましょう。